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犯人判明!

なんとかこの無自覚低血糖から解放されたいという思いは
ひょっとしたら、夫より私の方が切実だったかもしれません

何しろ、昔散々無自覚で悩まされた経緯がありますから
無自覚低血糖には過敏に過激に反応してしまうのです

夫は、夫で自分の無自覚の時の状態を覚えていませんから
正気に戻れば、妻の機嫌が悪く、ぐちぐち文句を言われるばかりで
もううるさいなあという気持ちだったのでしょう
お互いぷんぷんピリピリしていました


夫が発症した20数年間に比べて
1型界の進歩は、インスリンの種類にしろ、測定器にしろ驚くべきものがあります
あの当時夢だったことが現実になっている、のです(精度に問題はあるにしろ)
現に、10月に京都で1型オフ会やった時
集まった5人中3人がリブレ使用で
ああもうこんなに当たり前みたいに普及してるんだ、と驚いたものです

この際、リブレに出来ないか聞いてみたら?と夫に言うと
あの病院でできるわけないさ、というばかり
神戸で一番大きい病院なのに?!
そんなこと言ってみないとわからないでしょ!
当たってみる前から砕けてどうする
こうなったら私が糖尿内科の先生に頼みこむ!
鼻息荒く同行した診察日

まず、先に皮膚科の診察です

低血糖は抗がん剤の副作用だろう、とその日も言われたのですが
この抗がん剤は何か月も前から飲んでいるのに
なぜ3週間ほど前から急に頻発しだしたのか?

疑問を口にしたところ
先生もそれもそうですね、とパソコンに目をやっておられたのですが
「どうも血圧降下剤に血糖値を下げる副作用があるようです」と言われたのです

今飲んでいる抗がん剤はてきめんに血圧を上げるので
血圧降下剤が同時に処方されるのですが
2カ月ほど前に
血管肉腫にも効果があるかもしれないという別の降下剤(インデラル)に変えたのです
そして問題なければ、徐々に増やしていくように指示されていたのです

改めて夫の記した記録を見ると2錠3錠と増やし、6錠まで増やした、その日から低血糖が表れています!
これだ、これが犯人にちがいない!
何も知らずその後も増やし続け
その間、バンバン低血糖を出し続けたというわけです

血管肉腫の患者で同時に1型糖尿病の人というのはまずいないでしょうから
先生の処方を責めるわけにもいかないし

とにかく犯人確保で胸のつかえがとれました

夫も「僕がやり方がまずかったわけじゃなかったんだ」とホッとしています
「濡れ衣やったね、ごめんね

その後糖尿内科の診察で
低血糖の訳を話すと
「インデラル(血圧降下剤)ね、これ血糖値下げますよ」とさらりと言われてびっくり
1型の方で血圧降下剤を使う場合、インデラルにはご注意ください!

それはさておき先生はこう続けられたのです
「poco夫さんに提案があるんですよ
新しい測定器使ってみませんか?」

えっ!それはもしかして・・・
「リブレです」
実は、今日それをお願いしようと思っていたんです!
「それなら話が早い」
早速使い方のビデオを見てください」
実際に使うのは次の診察からですか?
「いえいえ、今日から使って頂けますよ」
えーーーーっ!

あまりにも思いがけない展開に
「うれしい!」と叫んでしまいました
まるで私が患者みたい

その後の顛末は二つ前の記事に戻るわけで

結局
この無自覚騒動がなければ
なんとも思わず、今まで通りのパッチンの血糖値測定を続けていたでしょう

リブレを使えるようになったのは
ここ3週間ほどのドタバタのおかげかも

けがの功名、で
ほぼ1か月ぶりに、我が家に平穏な時が流れるようになりました






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Author:poco
                夫は21年前に1型糖尿病発症。いろいろあったけどやっと落ち着いて過ごしだしたところに、思いもせぬ血管肉腫というガン宣告。
極めてまれなものということで一時は絶望的な思いに駆られましたが、抗がん剤がなんとかがん細胞と折り合っているらしく、5年目にはいりました。感染症でたびたび入院したり、再発の兆候も見られるし、これからどうなるか、スリル満点のちっとも甘くない生活だけど、初孫(♀2歳)とひょんなご縁でうちの子になったチワワのりく(♂10才)に癒されながら過ごす毎日です

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1型糖尿病とは

    

ある日突然、何らかの原因で膵臓のβ細胞が破壊される自己免疫疾患。        発症原因も治療法も一般的な糖尿病とは異なります。 体内でインスリンを作れないので、毎日数回のインスリン自己注射をして血糖の上昇を防ぎます。           適切なインスリン注射により、仕事運動、旅行など健常の人となんら変わることのない生活を送ることもできるし、食事の制限もありません。     しかし、低血糖や高血糖に陥ることも多く、完治することはないので、このインシュリン注射は一日も休むことなく一生続けないといけないのです。

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