FC2ブログ

86歳、ピアノ弾く

母86歳

先日、アルツハイマー性認知症と診断されました(本人には伝えていません)
だからと言って急に変化があったわけではなく
今まで同様、心もとないなりに一人の暮らしを続けています

進行を遅らせるためのお薬を欠かさないように
毎朝「お薬飲んだ?コール」が私の日課になり
実家通いを週2~3(うち1回は泊り)にふやしはしましたが。

母は歌が好きなので
行った時にはなるべく歌う機会を持つようにしています
親娘二人の貧弱な合唱団ですが
私がボランティアで使うために作った歌詞プリントを持って行くと
歌詞を追って気持ちよさそうに歌ってくれます
(86歳にしてメガネなしで新聞が読める驚異の視力を持っていますので、プリントの字も難なく追えるのです)
歌詞プリント

先日も、夕食後二人で大きな声を張り上げた後
「そうや、この歌弾けるんやない?弾いてみたら!」
と促してみました

リビングには、刺激になればと数年前に私がプレゼントした小さなキーボードが置いてあります
母には楽器経験は全くありませんが
簡単な童謡や唱歌なら、片手で探り弾きしていたのです
ここ1~2年はキーを触りもしませんでしたが
なじみのメロディに誘われたのか、弾きはじめました

2~3度弾いた後の成果です

[広告 ] VPS


最初のポロポロはなかったことにして(笑)
一度も間違えずに弾きました
リズムだってしっかりと伴奏に合わせてるでしょ?(ていうか伴奏が合わせた

「お母さん、すごーい!!!」
感激の私の声に
「そう?」とこんなこと、どうってことないでしょってな感じの母

機能の維持のために
得意の編み物がいいかもと、材料を買いそろえて編みはじめても
何十回も「40目、二目ゴム編みでね」と編み方を説明するのはいい加減ウンザリだし
書くこともがいいと思って買った2012年日記帳にいたっては
2日書いたっきりで残りは白紙のまま

あれやこれやと絞る智恵が空回りの感がある中
久し振りにうれしい、母の迷演奏でした

スポンサーサイト

カレンダー

04 | 2012/05 | 06
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

プロフィール

poco

Author:poco
                夫は22年前に1型糖尿病発症。いろいろあったけどやっと落ち着いて過ごしだしたところに、思いもせぬ血管肉腫というガン宣告。
極めてまれなものということで一時は絶望的な思いに駆られましたが放射線と抗がん剤治療でなんとか5年を生き延びできました。しかしさまざまな副作用に加え、再発部分が次第に勢力を増してきている様子で、これからどうなるか、スリル満点のちっとも甘くない生活ですが、2人の孫の成長を楽しみにひょんなご縁でうちの子になったチワワのりく(♂11才)と静かに暮らしていきたいと思っています

最近の記事+コメント

全記事一覧

カテゴリー

1型糖尿病とは

    

ある日突然、何らかの原因で膵臓のβ細胞が破壊される自己免疫疾患。        発症原因も治療法も一般的な糖尿病とは異なります。 体内でインスリンを作れないので、毎日数回のインスリン自己注射をして血糖の上昇を防ぎます。           適切なインスリン注射により、仕事運動、旅行など健常の人となんら変わることのない生活を送ることもできるし、食事の制限もありません。     しかし、低血糖や高血糖に陥ることも多く、完治することはないので、このインシュリン注射は一日も休むことなく一生続けないといけないのです。

月別アーカイブ

ブログ内検索

RSSフィード

QRコード

QRコード

FC2