奇跡の版画

あす午後おうかがいしてもいいか、と言うメールが友人から届いた

どうぞどうぞお待ちしています、とお返事したけど
何のご用件かしらと、夫と首をひねっていたら
家庭菜園で作った元気な野菜たちと共に
これを渡したくてね、と自作の版画を持ってきて下さった

登山靴

市展に何度も入選したことのある彼の版画はなかなかのものなのだ

早く持って来たかったんだけど
夏風邪がなかなか治らなくてね
・・・彼の語り口は、ゆったりとして温かい

10年ほど前に膵臓がんになった後輩がいて
その時、この版画を持って見舞いに行ったんですよ
元気になってまた山歩きをしよう!という気持ちを込めてね
かなり進んでたらしい
すぐあとから面会謝絶になったくらいだから

ところがその後ぐんぐんよくなって
10年経つけど今も元気なんだよ

それからしばらくして、別の友人が胃ガンになってね
で、やっぱりこの版画を持って行ったんだ
これもかなり進行して転移もあったんだけど
しばらくしたらガンが小さくなったって言うんだよ

だからこれは奇跡の版画なんですよ、と笑って話される

夫のガンを知って
版木を探して、新たに「一歩一歩前進」の文字も彫って摺って下さったと聞き
お気持ちがうれしくて
ありがたくて・・・・

奇跡の版画は早速効果を発揮して
一緒に話を聞いていた夫が、10月開講の版画講座に行こうかな、と言いだした

ガンの告知以後、趣味でやっていたことはすべてやめて、外出と言えば近所と病院に行く程度
ゴルフの打ちっぱなしくらい行けばいいのにと言っても
頭部の火傷が完治するまではなにもしない、したくないと頑なにと言い続けていた

火傷はまだ完治してないにもかかわらず、何かを始める気になってくれたことがうれしい

講師の先生は、とても素敵な作品を作られる方で
丁寧に手ほどきしてくださるという
夫も楽しんで作品作りが出来るといいな
画材探しに私も協力しなくっちゃ








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さようならSeptember

いつの間にか時が過ぎ
部屋に入ってくる日差が長くなりました

この方、早くも陽だまりを探してはひなたぼっこ
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今日は9月最後の日
来月もつつがなく過ごせますように・・・・・




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poco

Author:poco
                夫は19年前に1型糖尿病発症。いろいろあったけどやっと落ち着いて過ごしだしたところに、思いもせぬ血管肉腫というガン宣告。
極めてまれなものということで一時は絶望的な思いに駆られましたが、週1回の抗がん剤点滴でがん細胞と折り合っているらしく、発症後3年目をなんとか無事にすごしています。
ちっとも甘くない生活だけど、ひょんなご縁でうちの子になったチワワのりく(♂8才)に癒される毎日です

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1型糖尿病とは

    

ある日突然、何らかの原因で膵臓のβ細胞が破壊される自己免疫疾患。        発症原因も治療法も一般的な糖尿病とは異なります。 体内でインスリンを作れないので、毎日数回のインスリン自己注射をして血糖の上昇を防ぎます。           適切なインスリン注射により、仕事運動、旅行など健常の人となんら変わることのない生活を送ることもできるし、食事の制限もありません。     しかし、低血糖や高血糖に陥ることも多く、完治することはないので、このインシュリン注射は一日も休むことなく一生続けないといけないのです。

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