スリル満点

実は・・・
ちょうど一週間後から、ハワイに行くことになっているのです


一部屋空いてるけどご夫婦でいかがですか?とコンドミニアムを持っている友達からお誘いを受けたのは
3か月前のこと

いいな、行きたいなと思ったけど
カレンダー繰ってみたら期間中に夫の抗がん剤点滴がある
こりゃ無理だ、って思ってたら
誰か友達誘って行って来たら?と夫

え、私だけ?そんなぁ悪いわ、と言ったら
いいよ、行っておいで、って
なんて優しい旦那さんなんでしょうね(と、ここはしっかり持ちあげておこう)

目下のところ夫の調子も悪くない、母も元気に過ごしている
この先何があるかわからないんだから行ける時に行っとかなくちゃと
自分だけ楽しんでいいのかという後ろめたさに目をつぶりました

ところが、友達を誘い飛行機のチケットも取ったあと
母が2度の入院騒ぎ
そのたび、ハワイが遠のいたり近づいたり

退院後は元の施設(グループホーム)で過ごしているのですが
ここ数日また午後になると微熱が出るのです
昨日、診察に連れて行ったのですが、これといった原因はわからず
こちらの心配をよそに
「熱が出たら解熱剤を飲んでください
高熱が続くようなら連れて来て下さい」と先生はこともなげに言われるだけです

直前に急変したら・・・高齢なだけに心配は尽きません
夫だって、何があるかわかりません

高齢の親と病気の夫がいる状況で、海外旅行なんて身の程知らずだったのでしょうか

もう行きません、どこにも行きませんから(当分は)
今回は何とか、何とか行かせて下さい!と
神様にお願いしているのですが

旅行まであと7日
無事飛び立てるか

スリル満点の日々です




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教訓

旅行2日前

そろそろ旅の準備をしないと、とスーツケースを出したところを見計らったかのように
母がお世話になっている施設から電話がかかってきました

「実は、また9度を超す熱が出まして・・・」
あ”~~

荷物の用意はほっぽり出して施設に飛んで行きました
旅行に行くことは伝えてあったので、ギリギリになるよりは、と早目に連絡して下さったようです

受診の結果
肝臓の数値が高くなっている。胆管付近の感染と思われる
(一週間前にした検査では正常だったのに!)
前回と同じく炎症反応としてはそれほど高くはないけれど、高齢でもあることなので入院して様子を見ましょう
ということでした
つい先日片付けたばかりの入院セットをまた出しながら、気が付くとため息が出ています

ええ、旅行はあきらめて、飛行機の予約をキャンセルすればいいだけの話なんですよ
だけど今回の旅行はそうはいかない理由があるんです
オーナー夫妻はすでにハワイにいっており、私と友人が後から合流する予定なのですが
この友人というのが、海外旅行が全く初めて、しかもオーナー夫妻とは初対面
pocoの後ろをついて行くから、と全面的に私を頼りにしてくれているのです

つまり「私行けなくなったからあなた一人で行ってきて」とは言えない状態!

高齢の母、病気の夫がいながら、旅行しようというなら
どうなっても対処できるように考えておかなければいけないのに・・浅慮でした

場合によったら、ハワイで友達をオーナー夫妻に引き合わせてとんぼ返りも覚悟して
とりあえずは行くことに決めました

旅行前日

熱が治まるまで完全絶飲食の指示
点滴の針を刺されてじっと横になっているだけの母に
おなかすいた?と聞くと「いいや、別に何ともないよ」との返事が返ってきますが
元々細い体が一層小さくなったような気がします

先生の話ではそんなに重篤ではなさそうだけれど
いつもなら軽く聞き流す「高齢者の場合、急変ということもあり得ますから」とのセリフがズシリと堪えます

旅行当日

午前の検温では微熱になっていました
出発は夜遅い便なので午後もう一度様子を見に行きました
いくら行くと決めていても、最悪の場合はそうはいきませんから、急変していないかドキドキです

熱7度3分でホッ
母に「じゃあ行ってくるね、、こんな時にごめんね」と伝えると
「気にせんと、楽しんでおいで」と言ってくれる弱々しい声に胸が詰まります

娘から「お祖母ちゃんのことばかり気を取られて、ウッカリしないように気を付けて!」とLINEが入りました
ハイ、そそっかシストの私ですから気を付けます

あ~もうこうなったら早く飛び立ってしまいたい
飛行機が動き出したらどうしようもないもの

心は残りますが、あとは家族に託します
夫も娘も
「あとはまかせて、楽しんできて」と送り出してくれました

関空から8時間足らずでホノルル着
結局一睡もできず映画3本見て過ごしました
ハワイ、当たり前だけど暑い!

ハワイに到着してスマホの機内モードをオフにしたら、ちゃんと接続業者も日時も現地のものに変更されていてすぐに使える状態!

ほどなくLINEで
「熱は下がった
もう少し抗生物質の点滴を続けて問題なければ来週辺り
(つまり私が帰るころ)には退院できる」という連絡が入り
一気にテンションアップです

ソフトバンクはアメリカ放題というキャンペーンをやっているので
Wifiがつながる場所を探す必要がなく
日本にいる時と同じようにどこででもLINEやメール、電話もできたのでとても便利でした

そんなわけで散々気は揉んだけれど、結局は予定通り過ごすことができました

神様と家族と母に感謝です

そして
もし今回無事に行って来れたら当分どこにも行きませんから、と神様に約束したはずなのに
今後、旅行を計画する時は
自分だけがキャンセルすれば済むようにしておくこと、と
都合のいい教訓を胸に刻んでいる私であります




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poco

Author:poco
                夫は20年前に1型糖尿病発症。いろいろあったけどやっと落ち着いて過ごしだしたところに、思いもせぬ血管肉腫というガン宣告。
極めてまれなものということで一時は絶望的な思いに駆られましたが、週1回の抗がん剤点滴でがん細胞と折り合っているらしく、無事に4年目にはいりました。
ちっとも甘くない生活だけど、初孫(♀1歳)とひょんなご縁でうちの子になったチワワのりく(♂9才)に癒される毎日です

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1型糖尿病とは

    

ある日突然、何らかの原因で膵臓のβ細胞が破壊される自己免疫疾患。        発症原因も治療法も一般的な糖尿病とは異なります。 体内でインスリンを作れないので、毎日数回のインスリン自己注射をして血糖の上昇を防ぎます。           適切なインスリン注射により、仕事運動、旅行など健常の人となんら変わることのない生活を送ることもできるし、食事の制限もありません。     しかし、低血糖や高血糖に陥ることも多く、完治することはないので、このインシュリン注射は一日も休むことなく一生続けないといけないのです。

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