感度良好!

先月末の深夜に無自覚低血糖を起こした夫ですが
自覚のない低血糖は、一時に比べれば確かに減りました。

夫に言わせると「大丈夫、ちゃんと感知してる!」そうです

本当

100%安心はできないので
今でも夫がひとりで留守番してる時などは
大丈夫メールをしてもらいます(ウフッ、子供みたい)

時々忘れて、来るはずのメールが来ない時があるのですが
そんな時はとても気になります

かつては、そういう時は低血糖を起こしていることが多かったからです




回想シーン

外出先から自宅にした時のことです

リ~ンリ~ン

「も~しも~し」
ドキッ、間延びしたこの声、もしや!

「poco夫さん!」
「po~co~?どこにいるのぉ~?」

どこにいるのぉ~って、行き先は言って出てるのに

「低血糖でしょ!?」
「そ~~お?」
そ~~おって、そのしゃべり方変!
「そーよ!低血糖やからグルコレスキュー飲んで!」
「ぐるこれすきゅ~?う~~ん・・・」
おーっと、そこで考え込むなー!
グルコレスキューを飲むというのは高度すぎる技だな

「ウ~~ンと、じゃあ、バナナ食べて!」
「な~に~?・・・ばなな?・・・・どこにあるぅ?」
「カウンターの上にあるでしょ?バナナ一本急いで食べて!」
「う~ん、わかったぁ~」
伸びたテープのような頼りない声がかえってきます。

わかったぁ~、って本当にわかったのかなあ

ちゃんと食べただろうか

待っている間、何も手につきません
飛んで帰れるわけでもないし

「ご主人大丈夫?」
と心配してくれる友達に
「うん、大丈夫・・・と思う」と笑顔を見せながらも
ソワソワソワソワ
何も手につきません


少し待ってもう一度電話してみます

「も~し、も~し」
ありゃ、まだ声の調子がもどってない

「バナナ食べた?」
「バナナァ?・・・・・・・・・食べてないよ~ぅ~」

えーーっ!食べてないのかあ
早くしないとどんどん下がってしまうじゃないか!
電話に出られる間に何とかしなければ!

「バ・ナ・ナ、バナナよ!
黄色のよ!黄色いの
カウンター、カウンターの上にあるでしょっ
わかる?わかった??
早く食べてー!!」
全部食べてー!!」

電話に向かって叫んでます

慌てると、なんで同じ言葉2回繰り返すんだろう・・・


何もしないで
ボンヤリと座っている夫の姿が目に浮かんできます

仕方ない
いざとなったら、近所の友達に頼もう

私は携帯を握り締めたまま
ジリジリと待ちます

もう食べ終わった頃かな
2分
3分

血糖値が上がって来る頃かな
5分
6分

そんな時の1分の長いこと

さらに何分か
血糖値が上がっていることを願いながら
時間がすぎるのを待っていると


電話がかかってきました・・・



夫からです!

「モシモシ、ああ、もう大丈夫だから・・・」と
シャンとした声

よかった、この声なら大丈夫か

電話がかけられたんだし、もうOKよね

ヤレヤレ~~~

回想おしまい》



こんな疲れることを何度か経験しました


無自覚が減った最近は、ずいぶん気が楽になったとはいえ
外出先から家に電話をして第一声を聞く時は
今でも多少耳をそばだてています

習慣で
モシモシの声の響きに
感知センサーが作動してしまうのですね


先日も
「もしもーし」

ん?やけにテンションが高い

怪しい・・・・


「低血糖?そんなことないよ、大丈夫だよ



いえいえ、そっちじゃなくって・・・




呑んだでしょ?

「エーッ!わかった?」

ムッフッフ

私の耳、甘く見ちゃいけませんよ!







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非公開コメント

すばらしい!!

私の主人といい勝負デス。
パートナーの勘には、脱帽デス。

感謝してます、(poco夫さんの代弁です)

po~~~~co~~~ちゃ~~~ん・・・

と、わたしが、呼んでも、いつもの、舌足らず(実際は、長すぎるらしい・・・)で、判別不能???v-7

でもね、この前病院で、事情聴取中の低血糖・・・看護士さんは、”ろれつ回ってませんよーーー”って・・・”でも、そらさん、いつも回ってないし・・・”って・・・・

ほっといてくれーーーーv-293

ワハハ

もう・・・pocoさん最高!

オチがねぇ・・・・笑い過ぎて涙出た!

それにしてもpocoさんの感知センサー、やっぱり凄い!
それと、ご主人様の復活後の台詞が・・・心憎い。
そんなに気遣ってくれる連れ合い、相棒がいらっしゃるご主人さまが羨ましい・・・

バナナが何故に言いつけ通りに食べれないのか?
って、疑問に思われる方もおられるでしょうね。
実は私も先日まで、そんな疑問を持ってたんですよ。(笑)
でも、息子に言われました。
「低血糖の時って、ブドウ糖飲むまで、やたらウロウロして他のことば、するよねぇ・・・さっさと飲まんね!」と。
私、まったく気付いてなかったんです。(笑)

たぶん呂律も回らず、ぼんやりしてるのかも・・・と、この回想録読んで思いましたよ。(笑)

自分ではわからないけど

なにかしなければいけない気がするけど、それがなんだかわからなくて、頭はボーっとしつつ気持ちがソワソワしてしまうんですよねー。
以前DMの友達が目の前で低血糖になったとき、「ブドウ糖食べたら?」と言っても拒否られ、バッグのポーチを出したり入れたり、たしかにヘンでした。けど、そうなってしまう気持ちはなんか分かった。
低血糖は人からそういうふうに見えるんだーと興味深かったです。

ふだんは、むだに血糖の上がるものは口にしてはイケナイと思い続けているから、ブドウ糖って真逆じゃないですか。低血糖になったら食べなきゃ・・と知ってるけど、本心では食べたくないんですよねー。

手に取るように

ず~っとそばで症状見てきた相棒は本人より素早く感知する事多いですよネッ。

《報告》
この所低血糖も減り、自分で又自覚出来るようになったと思って内心喜んでいたら、突然憎きアイツやって来ましたヨ。
3/10 就寝前101 翌朝82
3/11  〃 101 オッ!珍しい、夕べと同じ。
夜中、3時頃私不思議と目が覚め、夫を見ると静かに眠っている。いつもの癖で額さわってみたら「ギャ-、酷い汗!!」
無自覚再発!!
ピ-ッ。44です。

先日のpoco夫さんと同じ状態???です。
運動も食事もインスリンもランタスも変えてないし・・・。

何故こんなにも下がったのか今もって解らない。トホホ・・・。

myさんへ

> 私の主人といい勝負デス。
> パートナーの勘には、脱帽デス。

myさんも、呑んだの見抜かれてますか?(笑)

VOXが近づいてきましたね!

そらちゃんへ

まあ、なんて失礼な看護師さんなんでしょう!
普段はせいぜい
po~co~ちゃ~ん・・・くらいよねv-8

えっ!ほっといてくれって?・・・・v-411v-436

もりママさんへ

> そんなに気遣ってくれる連れ合い、相棒がいらっしゃるご主人さまが羨ましい・・・

おそらく、IDDMの家族はみんな遅かれ早かれ
感知能力は高まっていくのだと思います。

> でも、息子に言われました。
> 「低血糖の時って、ブドウ糖飲むまで、やたらウロウロして他のことば、するよねぇ・・・さっさと飲まんね!」と。

ほらね、こういう風に観察しているうちに、どんどんと!(笑)

カッパさんへ

> なにかしなければいけない気がするけど、それがなんだかわからなくて、頭はボーっとしつつ気持ちがソワソワしてしまうんですよねー。

これ、夫もよく言ってます
「何をしたらいいのか、自分で全く判断ができなくなる」って

> ふだんは、むだに血糖の上がるものは口にしてはイケナイと思い続けているから、ブドウ糖って真逆じゃないですか。低血糖になったら食べなきゃ・・と知ってるけど、本心では食べたくないんですよねー。

だからかぁ
「これ食べて!」って言った時に夫はよく
「食べていいの?」って聞くんですよ
自分で判断できない状態の中でも
“食べちゃいけない意識”が働くんですね
そう思うと、せつないなあ

こうして、夫以外の人から
低血糖の時の気持ちや、感じを聞くのはとても参考になります

カズの妻さんへ

ああ、ここにも夫の寝息に耳をそばだてている人がいる・・・
そう思うと、とても力づけられます

>夜中、3時頃私不思議と目が覚め

不思議と目が覚めるっていうのがすごいよね。
それこそ、感知能力!

せっかく夜中の低血糖が自覚できた、って書いておられたのに
ホントに何でなんだろうねえv-292

なかなか私たちに安眠の夜は訪れませんね

高感度!

相変わらずpocoさんのセンサーすごいですね!
それにくらべてウチの男どもときたら…。
pocoさんの爪の垢をそのうちにいただきに訪ねるかもしれません(^^;)

しずさんへ

>相変わらずpocoさんのセンサーすごいですね!
エーっとですねv-414
何度も低血糖の諸症状を見せられてると
イヤでも感知するようになってくるんですよ

>それにくらべてウチの男どもときたら…。
緊急出動の必要がないということは、いいことですよ!
しずさんが上手にコントロールされてるからだと思いますよ

> pocoさんの爪の垢をそのうちにいただきに訪ねるかもしれません(^^;)
爪の垢はともかく(笑)是非おいでください

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                夫は20年前に1型糖尿病発症。いろいろあったけどやっと落ち着いて過ごしだしたところに、思いもせぬ血管肉腫というガン宣告。
極めてまれなものということで一時は絶望的な思いに駆られましたが、週1回の抗がん剤点滴でがん細胞と折り合っているらしく、無事に4年目にはいりました。
ちっとも甘くない生活だけど、初孫(♀1歳)とひょんなご縁でうちの子になったチワワのりく(♂9才)に癒される毎日です

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ある日突然、何らかの原因で膵臓のβ細胞が破壊される自己免疫疾患。        発症原因も治療法も一般的な糖尿病とは異なります。 体内でインスリンを作れないので、毎日数回のインスリン自己注射をして血糖の上昇を防ぎます。           適切なインスリン注射により、仕事運動、旅行など健常の人となんら変わることのない生活を送ることもできるし、食事の制限もありません。     しかし、低血糖や高血糖に陥ることも多く、完治することはないので、このインシュリン注射は一日も休むことなく一生続けないといけないのです。

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