母のいない母の家

病院の付き添いの合間に
必要なものを取りに実家に帰る

当分家に帰れなくなるとは
思いもせずに出たであろう母の痕跡

少しゆがんで脱いであるスリッパ
もらい物なんだろうか、お菓子の箱がテーブルの上に
洗いかごには朝の食器

母のいない母の家は・・・淋しい


今回はおそらく
帰ってくる事はできるだろうけど

いずれ・・・
母が帰る事のない
この部屋を見る時が来る・・・と思うと
淋しい、無性に



気を取り直して
必要なものを探す

パジャマ、バスタオル、ティッシュペーパー・・・
入院の手引きを片手に
押入れを開け、たんすの引き出しを探る

古ぼけた衣装函をあけると
樟脳のにおいが鼻を突く
きちんとたたまれた衣類や、はぎれ

笑ってしまうほど古いものがある
いつか、何かにと思って何十年なんだろう

そして
いつか、私がこれらを捨て去るんだろう


感傷に浸っている場合ではない

母に聞いた場所に、聞いたものはあった

必要なものを取り出し
紙袋につめ
足りないものを買い揃えて
早く病院に戻らなくては




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非公開コメント

思い出しましたよ。

分かりますよ、そのお気持ち・・・
母がいてこその実家なんですよねぇ・・・

でも、読んでいてホッ!
>母に聞いた場所に、聞いたものはあった

これですよ。
お母様に聞いての探し物ですもの・・・そして、それがそこにちゃんとあることの幸せ。
pocoさんも書いてあるように、いつかは全部自分でやらねばならない日が来るんですから・・・
母に「こんなもの仕舞いっぱなしでどうするとよ!」って、文句言う本人がいた間は、私はそれをなかなか実感出来なかったのよ。

帰っても、お茶も出ない誰もいない実家は寂しいです。
pocoさんのお母様が、ちゃんと戻って来られる希望があるんですから、気をしっかり持って、お世話してあげてね。

お久しぶりです(^_^;)
お母さんを思う優しい気持ちが何よりの薬になると思います。
う~ん、こんな事を書いていいものかどうか・・わかりませんが、以前の職場で、毎日娘さんが通ってリハビリをしていた方がいましたが「鬼のような娘」と言いながらも、娘さんの来所を楽しみにしていた方がいました。
pocoさんのお母さんを思う優しい気持ちが一番の薬と思いますので、強い優しさで、う~んなんというか、これからの時間を大切に。(偉そうに書いてしまってすみません)

自分もこの年になると母親と重ねて「これからの事」を考えるし、思うように動けなく(30歳代や40歳代の時よりも、いや去年よりも)なっていく歯がゆさもあり、そんな時、自分の母は、どうだったんだろうとか、年老いた母の今の気持ちも考えたりすると切なくもなります。
でも、前向きに明るくいかんといけんわね~
それも親孝行かな。



こら!

まだ、わからない先の心配してるヒマはないぞ!v-293

今の時間を大切にしよーぜ!v-344

鼻から息を吸って、目を閉じて、ゆっくり息吐いて。v-352 気持ちも落ち着くし、心拍数も、ゆっくりになって、落ち着くよ e-454
poco夫ちゃんに、いっぱい、いっぱい支えてもらって!それも、支えられる夫の幸せやと、思うよ e-355 独身が言うな??(笑

大変な事になりましたね。

こんにちは、pocoさん。

骨折!!
私は、自分がした事がないので、痛さも判りませんが、
「美容院が病院」と仰るお母様に、ちょっと、安心しました。

pocoさんが一人娘さんだったことも・・。

>そして
いつか、私がこれらを捨て去るんだろう

お気持ち、わかります。
私も、里の親を・・と思うときあります。

でもねpocoさんのお母様、自転車を乗れるくらい、アクティブなお方なんですねぇー.
足腰が丈夫なんですよ。
きっと、同年齢の方より、ご快癒が早いですよ。
ちょっとの間だから、せっせと、親孝行してあげてくださいな。

お疲れ様!

こんばんわ!
如何でしたか?熱は下がってきましたか?

「術後、高齢者は麻酔が覚めると暴れたり、ベッドから落ちる事が多いから手足を縛ります」って病院から言われてそれも複雑な思いだったし、手術直後「ボケちゃったの?」って思われるようなヘンな事話したりして皆で???ってすごく心配した覚えがあります。
でも頭の方はすぐにもとに戻って、これも高齢者に多い症状だって。
退院後のことも色々ご心配でしょうが、(しばらくpocoさんお忙しいでしょう・・・)今は無事に手術が終えますようにお祈りしています。

義母は歩けるようになりましたヨ、ただ、キャリーバックの年寄りバージョン風なので手押し車のように押して歩きます。
「このままベッドの生活になっちゃうから」ってみんなに脅かされ、弟のお嫁さんに介助されながらリハビリのお散歩を続けたり、マッサージに行ったり、デイサービスに行ったりいろんな事してました。

pocoさん、まだまだ、お母さんの荷物片付ける心配はうーーーんと先の事!!
これからしばらく病院とお家の往復、風引かないように、体力つけてお母さんをささえてあげて!

訂正

風→風邪

失礼!

ついでに欲しい情報あったら遠慮なく聞いて!
やがて動くベッドも借りなくてはならないだろうし・・・。

だいじょぶですかー

pocoさん元気ないねぇ。
ちゃんとゴハン食べてます?
おなかすいてると低血糖になって、暗い気分になっちゃいますよ。
食欲なかったらなにか甘いモノ食べてね。
元気でるよ。v-238

もりママさんへ

そうですね
母に聞くことが出来るということを、喜ばないといけませんね

今まで、一人で頑張ってた分甘えてもらおうと思います
そして親孝行できることを喜ぼうと思います

しかしこれは、まだ4日~5日だから言えることで
長引くにつれ、イライラしてくるかもしれませんが(笑)

その時は
>それがそこにちゃんとあることの幸せを思い出さなくっちゃ

おーどりーさんへ

お久しぶりです!

>強い優しさ必要ですね
今でもすでに、世話しすぎてるなと思うことがあります

自分で出来ることは自分でして!と突き放すことは
決して鬼ではないのですね

介護の現場にいらっしゃる方ならではのアドバイスです
ありがとう

これからの日々、心していきます・・・前向きでv-411

そらちゃんへ

> 鼻から息を吸って、目を閉じて、ゆっくり息吐いて。v-352 
やったよー!
ウン!なかなかいい感じ
怪我人にもいいみたい
明日母にもやらせてみよう
酸素濃度も高まりそう(笑)

> poco夫ちゃんに、いっぱい、いっぱい支えてもらって!それも、支えられる夫の幸せやと、思うよ e-355 
独身が言ったにしては、含蓄のあるお言葉

夫は今、支える喜び味わっているのかしら?(笑)

myさんへ

そうなんです

日頃自転車に乗っていたからか
意外と筋力があり驚いています

子供に頼らず暮らすことが
元気を保つ秘訣かな・・・と今更ながら思います。

私たち夫婦も、20年後、そういう心がけで暮らせてるといいんだけどv-411

カズの妻さんへ

うわあ、自分のことかと思うほど
同じ体験をしました

骨折した夜
本人は、全く覚えてないのですが
多分、事故のショックと熱のためか、意識朦朧としたのも
拘束許可を求める書類にサインしたのも・・・

どうかなってしまうのかと一時は青くなりました

>義母は歩けるようになりました
っていうの、すごく心強いです!

やっぱり、リハビリをどれだけやれるかにかかってるみたいですね

鬼にならなくっちゃ(笑)

エッ!、動くベッド必要ですか?

介護保険の申請もしたほうがいいのかしら?
あとどんな物が必要ですか?


カッパさんへ

> ちゃんとゴハン食べてます?
母の残した病院食を食べて、それが中途半端な量なもんだから
また何か買ってきたりして、かえっていつもより多く食べてますv-292

> 食欲なかったらなにか甘いモノ食べてね。
> 元気でるよ。v-238

ハ~~イ!
甘いものも・・・・食べてまーす!

自分へのごほうびと思って
ご褒美多すぎかなv-390

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                夫は20年前に1型糖尿病発症。いろいろあったけどやっと落ち着いて過ごしだしたところに、思いもせぬ血管肉腫というガン宣告。
極めてまれなものということで一時は絶望的な思いに駆られましたが、週1回の抗がん剤点滴でがん細胞と折り合っているらしく、無事に4年目にはいりました。
ちっとも甘くない生活だけど、初孫(♀1歳)とひょんなご縁でうちの子になったチワワのりく(♂9才)に癒される毎日です

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1型糖尿病とは

    

ある日突然、何らかの原因で膵臓のβ細胞が破壊される自己免疫疾患。        発症原因も治療法も一般的な糖尿病とは異なります。 体内でインスリンを作れないので、毎日数回のインスリン自己注射をして血糖の上昇を防ぎます。           適切なインスリン注射により、仕事運動、旅行など健常の人となんら変わることのない生活を送ることもできるし、食事の制限もありません。     しかし、低血糖や高血糖に陥ることも多く、完治することはないので、このインシュリン注射は一日も休むことなく一生続けないといけないのです。

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