グッドタイミング

スリ騒動ではじまった列車の旅ですが
窓からの景色に、次第に気分も落ち着き
次の街への期待感が、徐々に高まっていきました

約3時間後、目的地サレルノに到着

地方のJR駅前といったたたずまいです

アマルフィ海岸の街の一つであるサレルノは
鉄道、バス、船がすべて発着するので
どこへ行くにもとても便利

観光客は少なく治安がいい
しかも美しく長い海岸線がある
と、イタリアに詳しい友人に聞いていたとおりの街でした

サレルノのホテルの窓からあの岬を回っていくとアマルフィ


ここを拠点に
ポンペイ遺跡やソレント、そして人気のアマルフィには船で行こうという計画です

この街で
私はスカーフを失くしてしまいました

スリに目をつけられたり
失くし物をしたり
まったくドジな奴です

日中は好天気ですが朝夕は肌寒く
夕方首に巻きつけて行こうと思ったら
・・・・あれっ?ない

前夜食事に出た時に
どこかで置き忘れたに違いありません

昨日ホテルにもどって、ロビーに腰を下ろしたけど
あの時、私スカーフしてた?

夫に聞いても「さあ?」(知るわけないよね)

フロントに聞いても
当然のごとく「ありません」の返事

イタリアで忘れ物をして、出てくるわけないだろうなあ

ブランド物でもなんでもないスカーフですが、気に入っていました
ちょっとガッカリしながら
その夜の目当てのレストラン目指して歩きはじめました

昨夜は
海岸通りの、ピッツァの店に入ったよね
大通りのバールで前菜もつまんだね
バールで
ひょっとしたらあそこかも

そんなことを言ってるうちに
ちょうど昨日の店の前を通りがかりました

「ほら、昨日と同じお姉ちゃんがいるよ
ダメもとで聞いておいでよ」と夫

でもなあ
イタリア語学習歴3年
覚える端から忘れて行くという軟弱記憶力の持ち主の私
「昨日、もしかしてここにスカーフ忘れていませんでしたか?」なんて言えない~
もういい・・あきらめる

モソモソ言いながら店の中に目をやった時
ちょうどこちらを向いたカメリエーラ(ウエイトレス)と目が合いました

彼女の顔が驚いたようにパッと笑顔になり
来い来いと手招きをします
えっ、もしや・・・

彼女が横の棚から出してきたのは
なんと私のスカーフ!

「エエッ、信じられない
グラッツェ!グラッツェミッレ!!」
あぁ「ありがとう!」しか感謝の言葉を伝えられないのがもどかしい

きゃあきゃあ喜ぶ私に
お店の女の子も満面の笑みで応えてくれました

忘れ物を取り置いてくれた好意もさることながら
タイミングが一瞬ずれていれば
彼女が私に気付くことはなかったのです

この幸運に
それまでのショボン感がいっぺんに吹っ飛んで
この旅は、最後まできっと楽しいものになる!という確信を持ちました

実際
お天気も毎日よかったし
行き当たりばったりにもかかわらず
電車やバスも効率よく乗れたし
そうそう
アイルランドの火山噴火の前に帰国できたし
なかなかグッドなタイミングの旅になったのです



最後のナポリの夜の低血糖を除いてはね・・・・






スポンサーサイト

コメントの投稿


非公開コメント

グラッツェ!!グラッツェ!!

やるやーーん<ウエイトレス カメリエーラ!! v-513

そして、彼女の名前を覚えてる母様、軟弱記憶力じゃないやん v-426

私なんて、2回上にスクロールして、カメリエーラ書きました v-394

ステキな写真

なんともきれいな夕景ですねぇ・・・
南イタリアの空気が感じられます。
この後のポンペイやアマルフィのお写真が楽しみです!
なんたって世界遺産ですもの・・・アマルフィはテレビで見たんですけど、階段が大変そうだったけど(笑)

しかし、幸運でしたね、スカーフ!
それに語学力もすばらしいわ・・・
「エエッ、信じられない
グラッツェ!グラッツェミッレ!!」
この日本語の混じってるところが、相手には数倍の感激感として伝わったと思いますよ。

旅行記、ますます楽しみになります。うふふ
ご主人様のお顔が隠れてるけど、きっとニコニコされてるのでしょうね。ホント、ワインにマッチした美味しそうなお料理だこと!
こんな時、下戸で残念だと思いますよね。我が家も「ワインは任せなさい!」って主人が言いますよ。(笑)

主人はミラノサローネ参加の方々が、噴火の影響で困られてるニュースを見て「やっぱり海外は大変やねぇ・・・」と、来年のミラノ行きを諦めてくれそうな気配だったけど・・・pocoさんとのお話で、杞憂も吹っ飛び南伊も視野に入れた様子よ。(大笑)

やっぱり。

スリ未遂も、スカーフの一件もそうだけど、絶対「日頃の行い」ってあると思います!
普通だったら見つからないですよね~。v-218
きっと、前夜pocoさんご夫妻が美味しそうに食事をしている様子を覚えてたんでしょうね。
美味しそうに何かを食べている人って、好印象♪ですもん。ふふふ。

イタリア。素敵ですね~。
船にも乗ってるんだあ。続き、楽しみです。v-10

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

よかったー

今回も、どきどきしながら読みました。
まさか見つかるとは…!
本当にいろいろな意味で幸運な旅だったんですね♪
で、今回気付いたんですが、もしやツアーではなくご自分でコーディネートされた旅行だったんですか?

♪そらちゃんへ

でしょ!
イタリアにもこんな親切な子がいた、って感激でしたv-395

カメリエーラは、名前じゃなく
イタリア語でウエイトレスっていう意味なんよ
まぎらわしい書き方でごめんね
ちなみにウエイターはカメリエー

今年もまた日伊協会のパーティに行って
イタリア語力に磨きをかけようぜv-411

かっくいー!

「ナポリの夜の低血糖」

だって!!ちょーかっくいーーー!!!

♪もりママさんへ

言葉は、気合とジェスチャーで通じるということを実感です

恥ずかしがらずに単語を並べればいいのだ!
たとえ、相手の返事がほとんど理解できなくてもねv-8

ワイン、安いんです
夫は毎食、ためらいなく飲んでました
お水ばかりの私は、損した気分v-403

南イタリアは
性格だけでなく、体型も親しみを感じられる人が多いのが気に入りました(笑)

ご主人さま。ミラノから足を延ばしてみられたら?

♪ともかさんへ

そうか、やっぱり日ごろの行いが良かったのね(笑)

っていうより
めずらしい東洋人だったから、覚えてくれてたのでしょうね

性格のいいウエイトレスに当たった私たちは本当にラッキーでした

船にもバスにも列車にも乗ったけど
イタリアの切符売り場っていじわるしてるのかしらと思うほど
分かりにくく
いつも聞きまくっていました

お蔭でイタリア語上達したかもv-8

よかったですね~

結婚前に一度イタリアは行きましたが、なにも知らずに行ったので、もっと勉強してまた行きたいですね~v-10
そのとき、うちのだんなさんも、軽く低血糖になりました(苦笑)そのときはアルフォートに助けられ、そのあと起こった面白い出来事で忘れちゃいました(笑)

♪しずさんへ

そうなんです
本当に幸運だったと思います

低血糖も何とか乗り切れましたしねv-389

>もしやツアーではなくご自分でコーディネートされた旅行だったんですか?
はい、飛行機とホテルの手配はツーリストに頼みましたが
後は、すべて個人旅行です
夫が暇にまかせてせっせと情報収集にはげみました

帰ってきた時には“地球の歩き方”もかなりくたびれてました(笑)

♪カッパさんへ

おいおい

かっくいいってか??

んじゃ

低血糖inNEW YORK

パリの夜明けの低血糖

低血糖するバルセロナ
なんかどうかしら?

って、おいv-293

♪ののたんさんへ

イタリア行かれましたか?
陽気な国民性が楽しい国ですよね。

ところで
アルフォートって誰なんだろう?

後に起こった面白い出来事
機会があったらまた聞かせてくださいね





えーーー!!

<イタリア語でウエイトレスっていう意味なんよ

えーーーー!! v-405 ヨーロッパの言葉って、英語に似てる(語尾に何か変換してる)感覚があったから(いや、英語の方が似てるんだけど v-7 )、てっきり”ウエイトレーノ”とか、”ウエイトレーラ”かと・・・・・v-413

今年もあるの~~日伊なんとかパーティー v-341 行く行く~~~ v-441 マリオだったっけ?? ジョージだったっけ?? 元気かな~~? v-506

Re: えーーー!!

>ヨーロッパの言葉って、語尾に何か変換してる感覚があったから
おーーっ
わずかの時間にそれを把握したとはさすが!!

英語に似た言葉もあるけど
全く違うのも多くてね

卵はウオヴォ、犬はカーネなんてね
まったくちがうやん、やめてよねって感じよv-292

あの陽気な彼はアントニオですv-506

すま~ん

すまぬ v-421 アントニオ v-506

あんなに息ぴったりの仲良しだったのに・・・v-292 ほっぺくっつけて写真取ったのに・・・v-413

♪そらちゃんへ

まあね
マルコでもジョージでもいいよ
アントニオはいい加減だから

しかし
ジョージはイタリア人の名前じゃないんですけどv-8

トラックバック

http://amaiseikatsu.blog43.fc2.com/tb.php/351-fc96e098

カレンダー

03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

プロフィール

poco

Author:poco
                夫は20年前に1型糖尿病発症。いろいろあったけどやっと落ち着いて過ごしだしたところに、思いもせぬ血管肉腫というガン宣告。
極めてまれなものということで一時は絶望的な思いに駆られましたが、週1回の抗がん剤点滴でがん細胞と折り合っているらしく、無事に4年目にはいりました。
ちっとも甘くない生活だけど、初孫(♀1歳)とひょんなご縁でうちの子になったチワワのりく(♂9才)に癒される毎日です

最近の記事+コメント

全記事一覧

カテゴリー

1型糖尿病とは

    

ある日突然、何らかの原因で膵臓のβ細胞が破壊される自己免疫疾患。        発症原因も治療法も一般的な糖尿病とは異なります。 体内でインスリンを作れないので、毎日数回のインスリン自己注射をして血糖の上昇を防ぎます。           適切なインスリン注射により、仕事運動、旅行など健常の人となんら変わることのない生活を送ることもできるし、食事の制限もありません。     しかし、低血糖や高血糖に陥ることも多く、完治することはないので、このインシュリン注射は一日も休むことなく一生続けないといけないのです。

月別アーカイブ

ブログ内検索

RSSフィード

QRコード

QRコード

FC2