遺跡の街で

さほど期待せずに行ったところが
意外にも、とてもよかったりすると
なんだか得したような気分になるものです

パエストゥムに行った時がそうでした

サレルノから南に50kmほど行った小さな町です

普通列車しか停まらないこの駅に
降り立ったのは数人
駅員もいない無人駅です

一緒に降りた人に
「あっちだよ」と教えてもらった道には
すれ違う人もなく
鳥のさえずり
ヤギの鳴き声
教会の鐘の音
(大したことない映像ですがこんな感じ)


パエストゥムの小道で 

のどかを絵にかいたような風景が続いています

あ~~なんていい気分
遠い異国にいるとは思えないやすらぎ
一瞬、ここがどこかを忘れてしまいそう

しかし
ここはただの田舎町ではありません
その先には
古代ギリシャ建築の最高峰と言われる遺跡があるのです(おまけに世界遺産

その道を突き当たった所にそれはありました

神殿

えーー
私は決して
古代建築や遺跡にくわしいとか
すごい興味があるわけではありません

むしろ
この町の特産品である
モッツァレラディブッファーラ(水牛のモッツァレラ)に惹かれて
やって来たようなものなのですが
2500年の時を経て、今なお朽ちずに
のびやかな姿を見せるこの神殿を見た時は
あまりの清々しさに
思わず感嘆の声をあげました

広い遺跡には
遠足風の中高生らしきグループが何組もいたのですが
イタリア語だけでなく英語、フランス語・・さまざまな言語でガイドの説明を聞いていたのは驚き

英語圏フランス語圏などからも社会科見学なんでしょうか?
海を越えないと行けない日本と違って
ヨーロッパの国々はお互い近いことを実感したのでした
遠足?の学生たち

その昔
この建物がまだきらびやかさをを誇っていたころ
この街はギリシャの植民地だったとか

この道を、この建物の中を
chiton2.jpgこういう薄衣をまとった人たちが
行き交っていたのかなあ
などと想像しながら
遺跡の中をゆるゆると散策のあとは
いよいよお目当!

遺跡のそばのピッツェリアに
腰をおろしました。


すると
夫の手にしている「地球の歩き方」を見たお店のおじさんが
うれしそうに声をかけてきました

ここに俺がいるんだ!とページを指差します
記念写真地球の歩き方


なるほど、写真はかなりお若い時のようですが
まぎれもなく本物ではありませんか!

モッツァレラディブッファーラを注文すると
「うちのはうまいよ」とすかさずアピール

モッツァレラディブッファーラ

かなりしっかりした口当たり
確かに
とてもコクのある味
トマトともよく合う!
あ~~おいしい


サラミのカルパッチョ
よく分からず注文
したら出てきた
サラミのカルパッチョ
ちょっと硬いけど
チーズやイタリアンパセリと
一緒に食べると
これもブオノ!(おいしい)
ワインにもよく合った模様
私は、いっつもお水だわいん


ちなみにテーブル上のワイン
メッツォ(半分)を頼んだのですが
かなりたっぷり
ハウスワインらしくこれで5ユーロにも満たないお値段で
これまた感激

夫も程よく出来上がったところで
いい所だったねと
駅までもどる途中

かわいい坊や
かわいい坊やに
カメラを向けたのがきっかけで
スイスからの旅行者一家と
話が始まりました
(と言っても私は夫にあ~言って
こ~言ってと言うばかりでしたけど)

4歳と8歳の子供を連れて
イースター休暇を利用して来ている
というこの家族は
ユースホステルに泊まりながら
旅を続けているのだそうです


スイス人一家

リュック姿のご両親
堅実で暖かい一家との
つかの間の触れ合いも心楽しく
そんなに期待してなかっただけに
すっごく得した気分のパエストゥムです



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感激!

動画までアップして下さり感謝!

いいですねぇ・・・ホントに自然の音が聞こえて・・・
鐘の音、懐かしいなぁ・・・
こんな道で聞けるなんて最高です!
パエストゥムの遺跡への道で、耳にする音が、私も聞けるなんて!!

ギリシャ(?)の女性のイラスト、pocoさんに見えるわ!(笑)
きっと気分は薄衣をまとって、歩かれてたのよねぇ・・・

イースター休暇の親子連れ、ホント、ほのぼのとした後ろ姿(笑)
すごくかわいい坊や、お洋服のセンスが好きよ。
それにモッツァレラチーズの美味しそうなこと、カルパッチョも!
私もワイン飲めないから、せめて炭酸水を注文しよう(いつ行くのよねぇ・・・笑)

お2人の息づかいが感じられる旅行記いいなぁ・・・
世界遺産の数々も楽しみにしてるので、これからもヨロシク!うふふ

おおっー

やっぱり魅力たっぷりの南イタリアですネ!

モッツアレラ大ーーー好き!
ワインをグビグビしながら、ほっぺ突っつきまくりの「ヴオーノ!」連発のテンション上がりまくりの(妄想)・・・
兎に角羨ましいv-218

あっ、イヤ、食べ物しか反応していないわけじゃなくて・・・。

♪もりママさんへ

日本の田舎で、お寺の鐘が聞こえてきても録画はしないんですけどね(笑)

イタリアは世界遺産の宝庫
今回は6か所制覇ですv-221
でも
旅の醍醐味は、世界遺産よりおいしい物と人とのふれあい・・・
行った所は忘れても(コラッ)
ちょっとした交流は忘れられない思い出になりますものねv-411

♪カズの妻さんへ

私もワインをグビグビっていうの夢ですv-411
飲みたいじゃなく、飲めたらいいのにってレベルですけどv-292

もりママさんの所にも書いたけど
旅は、花よりだんご・・・ですよねv-8

めぇ~~

ヤギの声が聞こえる・・・・・e-201

あれ?? めぇ~は・・・羊か??? e-3

♪そらちゃんへ

> あれ?? めぇ~は・・・羊か??? e-3

エッ!
ヤギでしょ?
あっ、羊?

まあどっちでもいいけどv-8
ともかく
のどかだってわかればいいのよv-411

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                夫は20年前に1型糖尿病発症。いろいろあったけどやっと落ち着いて過ごしだしたところに、思いもせぬ血管肉腫というガン宣告。
極めてまれなものということで一時は絶望的な思いに駆られましたが、週1回の抗がん剤点滴でがん細胞と折り合っているらしく、無事に4年目にはいりました。
ちっとも甘くない生活だけど、初孫(♀1歳)とひょんなご縁でうちの子になったチワワのりく(♂9才)に癒される毎日です

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1型糖尿病とは

    

ある日突然、何らかの原因で膵臓のβ細胞が破壊される自己免疫疾患。        発症原因も治療法も一般的な糖尿病とは異なります。 体内でインスリンを作れないので、毎日数回のインスリン自己注射をして血糖の上昇を防ぎます。           適切なインスリン注射により、仕事運動、旅行など健常の人となんら変わることのない生活を送ることもできるし、食事の制限もありません。     しかし、低血糖や高血糖に陥ることも多く、完治することはないので、このインシュリン注射は一日も休むことなく一生続けないといけないのです。

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