機内持ち込みインスリン考

旅は心躍る楽しいものではありますが
帰って来た瞬間から、12時の鐘を聞いたシンデレラのごとく
現実に戻り
空っぽの冷蔵庫を満たすために買い物に走り
粗飯の支度に、たまった洗濯
人もいないのにホコリの積もった部屋の掃除、と
たちまち灰かぶりばあさんにカムバックです

帰国翌日からびっしりつまった予定をバタバタとこなしていたら
師走の慌ただしさも相まって旅の記憶が薄らいでしまいそう

忘れないうちにスペインのお話をと思うのですが
まずは「妻から見たIDDMの夫」のことを少しばかり・・・

海外旅行に際しては
IDDM関係者にとっては飛行機のインスリン持ち込みが気になる所です
予め航空会社に申請するとか
ドクターの証明書を貰うとか言う話をよく聞きます

我が夫
かなり慎重派で、何事も準備万端整えるタイプなのですが
こと、海外旅行に際してはそのたぐいのものを一切用意しません
旅行会社や航空会社に申告などしたら、かえって面倒なことになりそうだし
医者の証明にしたって、日本語の書類なんか役には立たないだろ
と、言うのです

でも当然、測定器、インスリン、針など
(充分に)機内に持ち込みます
カメラやガイドブックに並んで当たり前のごとく測定器があり
注射器も涼しい顔でバッグのポケットにおさまっているので
手荷物検査時に、いつかどこかで「これはなんだ!?」とチェックされるようなことがないだろうか、と私は少し心配で
IDDMカードでも持っていたら
「オラオラ、このカードが目に入らぬか」と
水戸黄門の印籠みたいな働きをしてくれるんじゃないの?とグチグチと言ったりするんだけど
夫は聞き流すだけ
あの用意周到な彼が・・・と不思議ではあります

単に面倒くさいだけなのか

何か言われた時には
ブロークンなイングリッシュで説明する心づもりなのか

幸い、一度もそういう状況になったことが無いので分からないのですが・・・


でも、考えてみれば
1型糖尿病患者がインスリンを常時持つのは当然の権利
IDDMに理解の深い国であれば、インスリンの持ち込みに何の問題もないと聞いたりもします
世界中で、この病気がきちんと理解され
何の懸念もなくインスリングッズを持って飛行機に乗れるようになればいいのになあ
飛行機に乗るたび、そう願う小心者pocoであります



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おかえりなさーーい!

無事のご帰国、おめでとうございます!
旅行ブログ大歓迎よ!うふふ
主人が、私が宇津井健のアンダルシア録画を見る度に、「神戸のpocoさんご夫婦はいいなぁ・・・」とブツブツ・・・夫唱婦随がうらやましそうでした。(笑)
ご出発前にさかえの今号を見られたかなぁ・・・海外旅行に際しての心得が載ってたもので、タイムリーだと思ってたんですよ。
1型糖尿病カードなどと医師の英語での証明書などを携帯するようにと書いてあったので、ご主人のこと、当然ご用意はされていると思ってました。うふふ
でも、意外と何の支障もないんですね。まっ、私は出掛けないから心配ないけど・・・(大笑)

きっとご帰国後は相当にお忙しいんだろうと・・・じっと待ってたので、ご報告嬉しいです!

お帰りなさい。

スペインへ行かれていたのですね~。
良いなあ。v-238

超慎重派の旦那様、なのになんだか面白い。
けど、的を得ているかもしれませんよ。
我が家も最初の頃はJALに細かく申告していたけど、途中から面倒くさくなってやめました。
海外の航空会社に関しては申告した事ありません。
一度だけセキュリティーでペンが引っかかった事ありますが、見せたら「ああインスリンね」って感じでした。
その上、横から見ていた別の検査官が娘のデミペンを見て「キュートだ!」と言ってくれましたよ。^^v

スペイン旅日記。楽しみにしていま~す。v-10

意外ですね!

海外はご縁がないんで、いろんな人のブログでインスリン機内持ち込みの記事とか見てると、すごく用意していったのにひっかからなかった、ってゆーものが多くて・・てゆーか、用意した書類などを見せたって記事を読んだことがないですね!

だから「なくてもいいんじゃ・・」と思ってました。
夫さんもそうなのかな~?

でも実際自分が行くとなったら、おしゃべりできないし、印籠がないと不安かも。。v-12

1型と認識されなくても~♪

インスリンが認識されてるから、どうってことないって聞いた事がありまする~ e-461

最近の海外ドラマでは、こぞってかどうかわからないけど・・・・明らかに”1型”っていう設定の登場人物が出てくることが増えたけど、わざわざ”1型”とは、言わないらしいよ。それだけ、”糖尿病の中の1つ”っていう認識なんだろうね~ e-454

日本にもそういう風が吹いてくれるといいね~ e-266

♪もりママさんへ

いろんなものを読むと、あれを用意せよとか、これを準備しておいた方がいいとか書りますね
準備しておけば保険のようなもので、安心だと思うんですけどねえ

あの、なにも用意しないというポリシー(?)は何処から来てるんでしょう(笑)

でも本当は、IDDM患者が何も気を遣わなくても海外旅行できる・・という状態が理想なんですけれど

♪ともかさんへ

> 我が家も最初の頃はJALに細かく申告していたけど、途中から面倒くさくなってやめました。
> 海外の航空会社に関しては申告した事ありません。

ともかさんちは、渡航回数が多いからどうしておられたのか、お聞きしたいなあって思ってたんです

> その上、横から見ていた別の検査官が娘のデミペンを見て「キュートだ!」と言ってくれましたよ。^^えっ、どこの国なんでしょう!?
気の効いた検査官ですね
そんなこと言ってくれたら子供でなくても嬉しくなりますね

♪カッパさんへ

欧米ではIDDMの認知度が高く、問題にされないなどとも聞きますね

一度、どういう対応をされるのか
経験してみたいような気もしますけど
イザとなったら、焦るかも(笑)

本来なら、何も気にせず行っていいはずなのに
気をつかわなければいけないのが、ちょっとくやしいね

♪そらちゃんへ

> インスリンが認識されてるから、どうってことないって聞いた事がありまする~ e-461
欧米では1型人口も多いらしいね

> 最近の海外ドラマでは、こぞってかどうかわからないけど・・・・明らかに”1型”っていう設定の登場人物が出てくることが増えたけど

そうそう、この間見たパニックルーム(カッパさんから聞いてた)で子供が時計型持続性血糖測定器してたけど、映画の中では何の説明もなかったね

> 日本にもそういう風が吹いてくれるといいね~ e-266
同感同感!!!

どーなんでしょ?

お帰りなさ~い&お疲れさまでしたe-466

海外の方がインスリンに対しては寛容されているんぢゃないですかね?

私は1度、仙台空港でインスリンを機内に持ち込みするとゆーコトで
座席番号と名前を控えられたコトがありマス

IDDMになってから海外旅行は行ったことがないですケド
国内では証明書とか持っていったコトはないですね

♪ちりかさんへ

> 海外の方がインスリンに対しては寛容されているんぢゃないですかね?
色々経験された人の情報を見聞きしてると、そんな感じがしますね

ポンプの人などは、どうなんでしょうね
あれは探知機にはかからないのかな
経験談うかがってみたいですね

いずれにしろ、自分の方からわざわざ申告しないほうがいいようですね(笑)

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                夫は20年前に1型糖尿病発症。いろいろあったけどやっと落ち着いて過ごしだしたところに、思いもせぬ血管肉腫というガン宣告。
極めてまれなものということで一時は絶望的な思いに駆られましたが、週1回の抗がん剤点滴でがん細胞と折り合っているらしく、無事に4年目にはいりました。
ちっとも甘くない生活だけど、初孫(♀1歳)とひょんなご縁でうちの子になったチワワのりく(♂9才)に癒される毎日です

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1型糖尿病とは

    

ある日突然、何らかの原因で膵臓のβ細胞が破壊される自己免疫疾患。        発症原因も治療法も一般的な糖尿病とは異なります。 体内でインスリンを作れないので、毎日数回のインスリン自己注射をして血糖の上昇を防ぎます。           適切なインスリン注射により、仕事運動、旅行など健常の人となんら変わることのない生活を送ることもできるし、食事の制限もありません。     しかし、低血糖や高血糖に陥ることも多く、完治することはないので、このインシュリン注射は一日も休むことなく一生続けないといけないのです。

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