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足りぬ覚悟

早朝や深夜の電話がいい知らせだったためしはない

先日の朝8時50分携帯が鳴った
取りたてて言うほど早い時刻ではないが発信元は実家である
母がこの時間に、しかも携帯に電話をしてくることはまずないから
「何かあったのな」と思いつつ出る

電話の向こうはヘルパーさんだった
ヘルパーさんを迎え入れるために鍵を開けようとした母が
玄関で滑るかよろけるかしたらしい
「今、横になってもらってますが、肩とそれに頭も打ったようなんです」とのこと

すみません、と恐縮しておられるがヘルパーさんに責任はない
一見したところ外傷はないらしい
本人も電話に出て
「大丈夫大丈夫、心配ないから」としっかりと言う

どうやら慌てて病院に駆け込む必要はなさそうだが
私はあいにく午前中に外せない予定があるので、迎えに行くのは午後になってしまう
ひとりにしておくのは心配だなあと思っていたら
ちょうどその日行く予定のデイサービスで様子を見てくれるという
何かちょっとでもおかしな様子があったら病院に連れて行きますからと心強い

ここの施設長さんは以前よりとても親身に相談に乗って下さり、信頼しているので安心してお願いした

用事を終えた午後、デイサービスに迎えに行く

一見したところ変わりなくスタスタと歩いて来る
特に問題なく過ごしたようだが
後頭部にタンコブができていることと、お昼ごはんはあまり食べなかったという連絡を受けた
コートを着る時に、左肩を痛そうにしたのでどうやらここも打ったようだ

本人の中で転んだ記憶はもうすでに薄らいでしまっているのだが・・・

うちに連れ帰る車の中では
陸の話などすると、楽しそうに受け答えはするものの
その後はキュッと眉を寄せて目を閉じている

我が家に着いて、陸の大歓迎を受ける声は明るく、膝に乗せては撫でさする様子は普段と変わりない
夕食も美味しいとちゃんと平らげたのでホッとする

しかしその後もぎゅっと目を閉じる事が多い
「お母さん、どこか痛いの?」と聞くが
どこも痛くない、ただ何となく頭がモヤッとすると言う
これは普段でも時々聞く言葉なのだけれど、状況が状況だけに気になる

今日はもう寝た方がいいね、と早めに寝かせたが
転んだことは記憶にはないものの、どこかにショックを引きずっているのだろうか
やっぱり明日は、病院に連れて行こうと思う


今まで何度もうちで一緒に暮らすことを考え、夫の了解も得たし
度々連れても来ているけれど
その都度、家が気楽でいい、と言う母自身の言葉を聞くことになり
所在なげな母の姿を見ることになり
結局はヘルパーさんの助けも借りながら、心もとない一人暮らしを続けているのだけれど
もう限界かもしれない

うちに連れてくれば、私は安心だけれど
母にとってそれでいいのだろうか
ようやく慣れたデイサービスも変えることになり、それがストレスになりはしないか

イヤそんなことより怪我の状態によれば、入院と言う場合もある
ことによったら認知の状態が一気に進む、と言うこともあり得る

「いつ何時どんなことが起きても仕方ない」と覚悟していたはずなのに
わかりもしない診断結果をいろいろ推測して心穏やかでない一夜を過ごしたのでした

(続く)
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非公開コメント

心配ですね・・

わたしが言わなくてもわかっていらっしゃると思うんですが、年末から同居をはじめた身としては、「心配していたけど案外なんでもなかった」てことでしょうか〜。v-218

義父母はちょっとデリカシーに欠けるところがありまして、これまで、悪気はないんだろうけど困るなぁーってことが多々あり、そんなんで一緒にやっていけるのか、すごく不安だったんですね。
でも同居を始めたら、干渉しすぎないようにとすごく気を使ってくれていて、とても快適に過しています。以前よりいい関係になった気がします。

pocoさんならもう、ぜんぜん大丈夫ですよ!!v-22
いまは「人の家」だから落ち着かないんでしょうけど、お母さんがひとりで自由にしていられるスペースを確保してあげれば、安心して「自分の家」になっていくんじゃないかなー?と思います。少しでも参考になれば・・。

病院行って、どうだったんでしょう?
続きが気になりますー。

溢れる愛情

どうだったのか・・・心配してます。
今、メールへのご返事を書く前にと、ここを読み込みびっくりしました。私の心配していただいて申し訳ないです。
なんともないと良いのですが・・・

ホントに我々の世代の早朝深夜の電話は、ドキドキするわね。
伯母が介護施設に入所してた頃は、「転ばれて・・・」とか「ベットから落ちられて・・・」とかの連絡に、よくバタバタと駆けつけましたよ。行くと伯母は突然の来訪に「???」、その経過の報告に伯父のところに行くと、自分も見舞に行くと言い出し・・・
一人暮らしを見守るのは、電話一本受けるのにも覚悟をしますよね。
でも、ヘルパーさんやケアマネージャーさんのアドバイスもあるし、デイサービスの施設長さんや皆さんの受け入れも有り難いから、お母様のお気持ちが第1とのpocoさんの覚悟がきっと良い方向に実を結びますよ。
急激な生活の変化はお互いに辛いもの・・・徐々にとか、何かを機会にとか、お母様のお気持ちが変わるかも・・・
一緒に暮らせば、pocoさんがどれだけ安堵されるか経験上、よく分かりますよ。1人で抱えないで、色んなプロに頼ってね。

まずは今のお母様のご無事を祈っています。

大した事でなければイイんだけど

大変でしたね。

お母さんがデイサービスを利用してて、一人でお家におられる時間が少ないならお母さんのお好きなようにさせてあげるのが一番いい!ように思います。
そばに置いて監視できる状態のほうがこちら側は安心するんだけど
食べたいものも栄養より好きなものを。やりたい事も望む事もお母さんの意見を第一に。

それでもいなくなれば「もっとああしてあげたかった・・・」って後悔がでてきますもの。

お母様

心配ですね(>_<)

病院は行かれたのでしょうか?
高齢の方の特徴は年をとるにつれ、痛みの感覚が鈍くなり、はっきりと症状を訴える事ができなくなったり、また多少の痛みを我慢したりされます。なので些細なしりもちや転倒でも心配ですよね。
何もないといいですが…。

お母様の気持ちを一番に優先して、これからの事を考え、pocoさんも後悔しないようにして下さい。

お大事になさって下さい☆

♪カッパさんへ

すみません、ご心配かけました
タンコブと肩の打ち身で済んでホッとしています

若い時には、環境が変わることは新たな出発ですよね
カッパさんのお引っ越し記を読んでると、読んでる方もワクワクしてしまうほど全てが未来に向かってキラキラ輝いてましたものね
若くないけど、私もまだ今なら新しいマンションに喜んで引っ越す!
誰かが買ってくれればだけど
10年後でもまだうれしいかもしれない
でも20年後だと、どうかなあ
それがたとえ娘のところでもね(笑)

若い時にはキラキラ輝くことも、残念だけれど年を取れば、苦痛でしかなくなってしまうこともあるんですよね。この年になるとそれが少しわかって来ました

♪もりママさんへ

すみません、中途半端で終わってご心配おかけしました

ひとりで暮らす以上
これからはもっとこういう事態が増えるかも

今はまだ電話に出ることが出来るけど電話を取ることも忘れたら・・
まあその時はその時、先のことを考えて取り越し苦労するのはやめましょう

一緒に暮らしていても転ぶ時は転ぶし(笑)

一人カバーするのはとても無理ですから
ケアマネさんやヘルパーさんの存在がありがたいです
それに経験者からのアドバイスもねv-398

♪カズの妻さんへ

ご心配いただき感謝します

今日「週末うちにおいで迎えに行くから」と電話したら
「行きたくない」とはっきり言われました(笑)
居心地が悪いわけじゃない、けど家で好きにしてる方がいい、のだそうです
なかなかしっかりしてるじゃないかv-389
そこまできっぱり言われると、ああそう、しか言えません

物事を忘れてしまうことは、母にとっては何の不都合もないのですよね

♪みぃみぃさんへ

>高齢の方の特徴は年をとるにつれ、痛みの感覚が鈍くなり、はっきりと症状を訴える事ができなくなったり、また多少の痛みを我慢したりされます。

まさにその通りですね
知らぬ間に青あざが出来ているなどと言うことも多いです

お若いのによくご存じですね、そういう関係のお仕事でもされているのかしら?

中途半端な書き方でご心配かけてしまいましたね、ありがとうございます

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                夫は20年前に1型糖尿病発症。いろいろあったけどやっと落ち着いて過ごしだしたところに、思いもせぬ血管肉腫というガン宣告。
極めてまれなものということで一時は絶望的な思いに駆られましたが、週1回の抗がん剤点滴でがん細胞と折り合っているらしく、無事に4年目にはいりました。
ちっとも甘くない生活だけど、初孫(♀1歳)とひょんなご縁でうちの子になったチワワのりく(♂9才)に癒される毎日です

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1型糖尿病とは

    

ある日突然、何らかの原因で膵臓のβ細胞が破壊される自己免疫疾患。        発症原因も治療法も一般的な糖尿病とは異なります。 体内でインスリンを作れないので、毎日数回のインスリン自己注射をして血糖の上昇を防ぎます。           適切なインスリン注射により、仕事運動、旅行など健常の人となんら変わることのない生活を送ることもできるし、食事の制限もありません。     しかし、低血糖や高血糖に陥ることも多く、完治することはないので、このインシュリン注射は一日も休むことなく一生続けないといけないのです。

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